瀬宮の球拾いブログ

エンジニアだったはずが、みんなにヘイストかける方がチームに貢献できた男のブログ

仕様なんか決めているからクソサービスができる

タイトルは釣りだ

  • 偉い人が「こんなもの作りたいんだよね〜」っていうときに打ち合わせの大半を使って仕様の話をすると、たいていクソなサービスができるよね、って話

どういうことだってばよ

たとえばあるゲストに料理を作りたい、偉い人が料理人呼んで「おかゆ作ってよ」って言っちゃうとする。 料理人相手ならそれでいいと思う
でもエンジニアならたいていクソになる
料理人ならだいたいは料理するのはその日のうちだけど、開発は数ヶ月かかる
数ヶ月かかると、だいたい最終的に出てくるのはおかゆじゃなくなる。
いろいろあるから。

なぜおかゆか

なぜ偉い人はおかゆを作らせたいのか?
相手の胃腸が弱いから?
相手がダイエット中だから?
調味料でごまかせないから素材と料理人の腕が出るので、それを見せつけたいから?
その真意は偉い人の頭の中にある。
戦略目標を公開せずに、戦術だけ指示するからだいたいおかしなことになる。

偉い人はキレる

そして最終的に出てきたおかゆではない料理をみて、偉い人は文句を言う
だって出てきた料理では偉い人の(脳内にだけある)戦略目標は達成できないから
もっとヤバいのは、そのまま出して完食した後に、「ゲストが満足できなかった」ことを理由に詰られる。

つまり?

偉い人の脳内にある戦略目標を聞き出さずに仕様にそって作りました、っていっても偉い人は自分の責任を認めないから責任を取ってくれない
責任を取らされるのは俺たちですよ、って話