タスクをReadyにしないとなにがまずい?
タスクをReadyにしないとなにがまずいか?
たまに聞かれる質問です。
簡単に言うと
・見積精度の向上
・タスク失敗率(炎上ないし未完成での撤退)の大幅な削減
・プロジェクトのリスクの削減
の3つです。
タスクが予想より大幅に時間がかかるケースにおいて調査したことがあります。
実態としてはReadyになってからDoneになるまでのリードタイムは予想通りだったのですが、Readyになるまでの時間が大幅にかかっていました。
またReadyになった段階で作業量がほぼ確定します。
ですのでReadyになっていない=作業量が確定していません。
この段階で「3日で終わります」というのは非常にあやふやな見積りです。見積りというより勘による占いです。
そしてこの勘がはずれて、炎上し、最悪撤退する。
それらが積み重なってプロジェクトのリスクになる、というわけです。
以上の理由から私のチームにおいてはReadyにないタスクを着手することを認めていません。
確実性のない計画表は、予定というよりは願望に過ぎないと考えているからです。